■夏の町(源氏物語六条院図)
六条院の東北(丑寅)にある花散里の住んだ住居。「夏住居」「東 大殿」「丑寅の町」ともいう。涼しげな泉があり、庭には、花橘、撫子などが植えられ、東側には、五月の競馬(くらべうま)のための馬場殿(ばばどの)があり、馬場は春の町まで続いている。
(『源氏物語必携事典』角川書店、1998年、164項より抜粋)
■六条院の前裁 夏の町
卯の花(うのはな)
橘(花橘)(はなたちばな)
撫子(なでしこ)
薔薇(そうび)
菖蒲(そうぶ)
呉竹(くれたけ)
檀(まゆみ)
(秋山 虔、小町谷照彦 編『源氏物語図典』小学館、2005、204項~205項)
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